別所温泉が歴史に登場したのは平安時代(825年)まで遡り、日本武尊が東征時に発見したとも伝わる。清少納言の枕草子にも登場し、平安時代末期の源平合戦の時には源義仲(木曾義仲)も入浴したという。
鎌倉時代以降は御湯の称号(信濃御湯)を受け、名取御湯(秋保温泉)三函御湯(いわき湯本温泉)または犬養御湯(野沢温泉)とともに三御湯と呼ばれた。
信州の鎌倉と形容されるように古寺が多く点在。上田城からも近く、真田幸村ゆかりの温泉として人気は高い。共同浴場を中心に温泉街を形成し、多くの宿・土産屋・甘味処などが軒を連ねる。
【開湯】不明(825年より前)
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大正創業の老舗宿。徳仁皇太子殿下も宿泊されたように、マニュアルのない「心からのおもてなし」が心地よい。地元食材を使用した会席料理も美味。
別所温泉のシンボル的存在の共同浴場。平安時代に源義仲(木曽義仲)が入浴したとの伝承が残る。小さいながらも露天風呂があるのが嬉しい。
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