暁の湯

スノーボードと温泉の黄金コンビ

ウィンタースポーツと温泉は切っても切り離せない。キャプテン翼ではないが、翼・岬ばりのまさに黄金コンビ（猪木・坂口でもいいけどね…古いわっ）。

今回は戸狩温泉スキー場でスノーボードを楽しんだ後に利用。数時間前に休憩を兼ねて「望の湯」に入湯したが、衰えつつある身体はそれだけでは回復度は足りなかったようで、精魂果てた姿で「暁の湯」に訪れた。

建物の側から温泉が湧出しているらしく、源泉塔が見える。隣には食事処もあり、気軽に食事ができることも嬉しい。館内施設は風呂の他に自動販売機が置かれたちょっとした休憩スペースがあり、湯上がり休憩や待ち合わせに使われる。

風呂は内風呂と露天風呂があり、館内設備は充実。休憩スペースもあり、とても利用しやすい印象を受ける。やや黄色を帯びた温泉はとてもよい状態。内風呂では小さな気泡が体にまとわりつく。

「望の湯」とは別源泉であるが、内容はほぼ同じ。含有する炭酸イオンが気化した二酸化炭素と思われる。塩素消毒をしているとのことだが、塩素臭も感じられず、たまに浴槽からのオーバーフローも見られ、かけ流し循環併用式だということが見てとれる。

露天風呂は野沢方面の眺望がひらけ、立ち上がると特徴ある野沢温泉スキー場が見える。夕陽を浴びてオレンジ色に染まりつつある雪見露天を楽しむ。微妙な感触の差はあるものの「暁の湯」と「望の湯」どちらがよいか甲乙つけがたい。両方ともに入って正解だったと、露天風呂でぐったりしながら思った。

（2015.10 更新）