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鹿の湯の浴場は内風呂のみだが、男湯は6つ、女湯は5つの温度が異なる湯船があり、まるで昔の湯治場を彷彿とさせる。温泉評価は文句なしの5.0点(星5つ!)
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立ち込める湯気と濃厚な硫黄の香り。この空間に足を踏み入れた瞬間から「温泉」という化物(バケモノ)の虜になる。
浴場の一番手前にある貯湯槽は、古より受け継がれる「かぶり湯」の貯湯槽になるが、入湯前に身体の汚れを落とすとともに、湯に慣れさせるのが「鹿の湯」の儀式でありマナーでもある。
男湯には6つの湯船がある。手前左から41℃、42℃、43℃、44℃、46℃、48℃との表示があり、好みの温度で入浴できる。常連とおぼしき強者は奥の右手にある一番熱い48℃に陣取るが、これも昔から変わらぬ「鹿の湯」の光景。
個人的には42℃~43℃がお気に入り。「熱くても平気だぜ!」的な蛮勇を誇る歳でもないし、何より熱すぎる湯は身体に悪い。無理なく自然体で愉しむのが温泉。日常生活で上がる血圧は温泉で下げませう。