温泉新選組 > 新潟の温泉 > 越後湯沢温泉 > 割烹一二三
割烹一二三は創業80年、越後湯沢にある老舗の料理屋。日本海の新鮮な海の幸と新潟の地酒をカウンターとお座敷で楽しめる。一品料理に加え、リーズナブルな定食もあり、ランチも営業する。
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美味い夕食にありつこうと、越後湯沢の温泉街をフラフラと歩く。どの店がいいか…道端や駅構内などを徘徊しているうちに、以前定休日で利用できなかったお店を思い出した。
それが「割烹一二三」
この日の宿(ホテルスポーリア湯沢)からは徒歩15分弱とちょっと離れているが、駅までくれば10分もかからない。満席でないことを祈りながら、一二三まで足を運び暖簾をくぐる。
どうやら21時前とあって、席は空いているようだ。
「あのう、ひとりなのですが…」と、おひとりさま割烹初体験とあって、ちょっと弱気に声をかける(苦笑)
すると「こちらどうぞ!」と案じることなくカウンターにご案内。割烹と少し身構えていたが、堅苦しいことはなく、ちょっとした小料理屋さんの雰囲気。
いいねぇ、こういう店の常連になりたい。でも地元にはないなぁ…
メニューは豊富で、一品料理以外にも定食があり、夜も注文できるようだ。ちょっと迷ったが刺身定食に決め、大好きなふきのとうの天麩羅と上善如水を注文。普段あまりアルコールは飲まないけど、旅に出ると飲みたくなる。
お通しを肴に上善如水をちびちびと舐めていると、熱いふきのとうの天麩羅が運ばれてくる。まさに春の喜びと息吹を感じるほろ苦さ。毎年楽しみにしている一品を熱いうちに口に運ぶ。
こ、これは?
ほろ苦い…のではなく、苦味というか風味そのものが濃い。聞いてみると、売られている栽培種ではなく自然のものを手摘みしたものらしい。
すごいなぁ、こんなに違うとは…
ふきのとうで感動した後は、お待ちかねの刺身定食。今日のお造りはブリ・しめ鯖・ホタテ・タコ・南蛮えびの五種盛りで、味噌汁は帆立ときたもんだ!
今度は新鮮な日本海のお造りを肴に地酒をちびり。ブリとタコの旨味、しめ鯖の酸味、南蛮えびとホタテの甘みが口いっぱいに広がり、お酒を含むとすっと消えていく。
これも、またすごいなぁ…
最後に御飯をお新香と味噌汁でいただいてご馳走様。いやぁ満足、満足でしかない。来シーズンも絶対に来るだろうな、いや来ますよ!
越後湯沢のグルメとくれば「割烹一二三」おすすめです。
(2018.5 更新)
住所 | 新潟県湯沢町湯沢372-1 | TEL | 025-784-2039 |
URL | http://ww51.et.tiki.ne.jp/~hifumi/ | 開館時間 | 11:30~22:00 |
駐車場 | あり | 定休日 | 水曜 |