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食事は朝夕ともに食事処。夕食は和洋の食材が融合する創作懐石料理、朝食は温泉宿らしい和朝食。基本ともいえる料理の温度帯の配慮は小さな宿ならでは。懐かしい安定感の中にポイントで光る目新しさが面白い。
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夕食は和洋の食材を融合した創作懐石料理。箸付・向附・鍋・煮物・変鉢・強肴・揚物など、懐石らしく一品一品の量は多くはないが、細やかに温度帯ごとの料理を提供する姿勢は小さな宿ならでは。
冷たいままでいい箸付(蕗味噌・南蛮漬け・もずく酢)や向附(ブリ・サーモン・長芋)は最初からテーブルに置かれているが、茶碗蒸し・牛すじ煮込み・鯛かぶと焼き浸し・風呂吹き大根・天麩羅などは都度運ばれてくる。
最も印象深いのが鯛かぶと焼き浸し。部位が頭部だけにまろやかで、香ばしく柔らかな身の食感と出汁の旨味との相乗効果が生み出す味は、ほぼ初体験の美味さ。肉もいいけど魚もいい。
魚と出汁の美味さの再発見ができたことが本当に嬉しい。
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朝食は温泉宿定番の和朝食。前菜のきくらげ味噌漬・おかか・塩シャケ・タラコで御飯をまず一杯。さらに生ハムサラダに卯の花(おから和え)に花豆も平らげ、二杯目は納豆、三杯目は温泉玉子で居候もビックリの都合三杯と朝から食欲全開。
なぜに温泉宿に来ると、こうも朝から食が進むのだろうか?