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浴場は大浴場と露天風呂があり、ともに堂ヶ島の絶景を見渡すことができる。明るい時間は蒼い海、夕暮れ刻は感動的な夕陽、黄昏れ後は紺碧の海原が眼前に広がる。
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大浴場は堂ヶ島の絶景を見渡す大空間。奥行もあり、解放感は抜群。浴槽の大きさは10坪ほどで、畳に換算すると20帖にもなるからかなり広い。浴槽は部分的にジャグジーになっているので、疲労回復にも効果はてきめん。海側は絶景を見渡すガラス張り。空と海の青さがとても印象的だ。
洗い場のスペースやシャワーの数も充分。サウナもあり設備は充実している。浴槽や床は上品な石張り。清掃が行き届き清潔感がある。その点は「さすが」としか言いようがない。浴槽が大きくゴミなどを除去するため循環濾過装置は使用しているが、源泉かけ流しで温泉が注がれる「かけ流し循環併用式」である。
衛生管理のため塩素系薬剤は使用しているが、温泉水からは塩素臭は感じられず、塩化物泉の特徴である塩味臭が微かに臭う。塩素の添加量もさほど多くないようで、温泉本来の良さを感じられる。化粧台や脱衣スペースも広く、無料のマッサージチェアまで備えている。
極めつけは自分の履いたスリッパを間違わないためのスリッパシートがあること。自分の名前を書いておけば、他の人が履いたスリッパを履かなくても済む。気持ちの問題だが、とても気持ちのよいサービスであることに違いない。
そして湯上り処では「金目鯛味噌汁」の無料サービスがある。自然と体が欲しているからだろうか、汗をかいた後に摂る塩気のものが本当に美味い。
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堂ヶ島の絶景を見渡す展望露天風呂。鼻に感じる潮の匂いが海に近いことを実感させられる。底はコンクリートだが浴槽には岩が置かれ、目の前に広がる駿河湾と空との青さがとても印象的である。
温泉の温度は適温に保たれ、寒い海風が吹いても寒さは感じない。全体的に深さはそれほどでもなく、垣根越しに堂ヶ島の絶景が垣間見える。
客室と同じく露天風呂も西向き。夕暮れになるときれいな夕焼けが見え、やがて感動的な赤い夕陽を眺められる。ただ底はザラザラしているので、転んだり、つまずいたりするとかなり痛い。景観に目を奪われて転倒しないように注意したい。