横落の湯は野沢温泉に13湯ある共同浴場のひとつ。洞窟風呂のような石を張り付けた特徴的な佇まいがとても印象的。バスターミナル前にあるので、人通りが多く、利用者も多い。
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野沢温泉2日目の朝。二湯目に向かったのは横落の湯。松葉の湯で覚醒し始めた身体だが、まだちょっと重い感じ。姿はまるで巡礼者。人通りも疎らな大湯通りをフラフラと歩く。
久しぶりの横落の湯。特徴的な石張りの外観は全く変わっていない。さしずめ洞窟風呂といったところ。入口も奥ばっているので、まるで秘密基地に入るような感覚を覚える。
実は外観は明確に覚えているのだが、どんな風呂だったのかあまり記憶にない。思えているのはゲキ熱だったことと、湯気でいっぱいだったこと。そんな記憶を埋めるべく、脱衣所に入る。
ガラス越しに見える浴場は、熱さを物語っているかのように湯気いっぱい。それでも御影石の床と湯船を見ていると、おぼろげに記憶が蘇ってくる。
当時苦労したゲキ熱の湯船は、先客がいたのでちょっと熱い程度で済んでいる。ゆっくりと身体を湯船に沈めると、心地よいシビレ…そんなものあるかい! え~息を呑むような痺れが身体を襲う。
こ、こりゃ目覚めますがな…
痺れるような熱さに眠気は瞬時にふっとび、ニュータイプも真っ青なほどの完全覚醒。見えるぞ! 私にも敵が見える! (シャアかいっ)
しかし、温湯(ぬるゆ)は良薬、熱湯(あつゆ)は劇薬。長湯はムリというもの。ほとんど痺れダコ状態で湯船から脱出する羽目に…
あ”~まだ一湯目なのになんて様だい。
次の目標は新田の湯。歩きながら身体を冷まさなきゃ。
(2016.2 更新)
住所 | 長野県下高井郡 野沢温泉村豊郷9784 | TEL | 0269-85-3155[野沢温泉観光協会] |
URL | http://nozawakanko.jp/ 野沢温泉観光協会 |
営業時間 | 5:00~23:00[無料] (12月~3月 6:00~) |
駐車場 | なし(近くの村営駐車場を利用) | 定休日 | - |
主な泉質 | 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉 | 温泉利用 | 源泉かけ流し |
浴場設備 | 内風呂 | 塩素消毒 | 塩素消毒なし |