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部屋タイプは和室のみ。客室棟は旅館部(本館・別館)と湯治部に分かれ、同じ和室でもテイストが異なる。それにしても木造三階建ては味がある。廊下や階段の軋み音が昭和の宿をよりノスタルジックに演出する。
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今回利用した部屋は木造三階建総けやき造りの本館和室。この時期(5月)は眩しい新緑に彩られた豊沢川を望むことができる。次の間という和室独特の空間に備え付けられた鏡台がどこか懐かしノスタルジックな趣を感じさせる。
畳に大の字で寝ころび天井を見上げていると、セピア色になりつつある少年時代の記憶が脳裏を横切る。現代のホテルでは感じることはない柔らかな優しさを帯びた安らぎ。この安らぎこそ和室のいいところ。
ちなみに二枚目にある白黒写真は戦前の古写真ではなく、一枚目をセピア補正したもので、見事なまでに違和感を感じない。レトロ情緒恐るべし! (^^;