まこと食堂は昭和22年創業の中華そば屋。喜多方ラーメンの草分け的存在であり、メディアでも紹介されることが多い人気店である。
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鶴ヶ城の見学を終わり、時計を見るとちょうど12時のお昼時。この日の昼ごはんは喜多方ラーメンと決めていた。目指すは10年ぶりの「まこと食堂」。どんな味だったか…残念ながらおぼろげしか覚えていない。
記憶にないのは味だけじゃなく、会津若松市内からの道のりも記憶にないが、ナビがあるので心配ナシ! と車を走らせるが、「会津縦貫道」という新しい道にさしかかった。
「有料道路?」と焦ったが、無料表記にひと安心。ナビデータは4年前のものなので、ここ数年でできたおにゅ道路ということざんすね…それにしても「会津縦貫道」はとても便利。いわゆるバイパスなので会津若松と喜多方が30分以内で移動できる。
日曜日のお昼時、かなりの混雑を予想していたが、駐車場待ちで数分待っただけ。天候不順かシーズンオフなのだろうか、思ったほど混んでいる様子はない。
混雑していた前回は、行列のお客を一斉に座敷に上げていたが、今回はイステーブルのある店内に着席。メニューは中華そば・チャーシューメン・ソースカツ丼などで、かなりシンプル。「お品書き」と書かずに、「舌代」とあるのが微笑ましい。
「よ~し、喰らうぞ!」とばかりに、チャーシューメン大盛りを注文。待つこと10~15分、待望のラーメン、いや中華そばが運ばれてきた。いや~器がでかい。普通盛りとは二回りほど違っている。
さすがチャーシューメンらしく、器いっぱいにチャーシューが敷きつめられ、どぉ~んとネギがトッピングされている。スープは醤油ベースで、麺は喜多方らしいちぢれ麺。
そしてお味は…嫌味のないまろやかさ。見た目よりもあさっりというか、クセがない。普段食べ慣れている東京のラーメンと比べると、雑味のない優しい味。いわゆる、素朴な昔の味ということになるのだろう。
一心不乱で麺をすすり、チャーシューを頬張る。胃がもたれないのでスープもぐいぐい飲めて、あっという間に完食。ごっそーさんです!
断言はできないが、店を出ても舌のピリピリ感や残味感がないことから、おそらく化学調味料はないだろう(個人的感想です)。あんなに食べたのに、お腹はまだ余力がある感じ。これこそ飽きのこない老舗パワーというヤツかもしれない。
(2015.12 更新)
住所 | 福島県喜多方市字小田付道下7116 | TEL | 0241-22-0232 |
URL | 開館時間 | 7:30~19:00(日曜 7:30~15:00) | |
駐車場 | 10台 | 定休日 | 月曜 |