温泉新選組 > 道南の温泉 > 知内温泉 > 松前城 [福山城]
松前町には江戸時代、北海道で唯一の藩として松前藩(一万石格、後に三万石格)が置かれ、地元では福山城と呼ばれる松前城が今も残る。
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松前城は当時、ロシアの蝦夷地・津軽海峡への来航に対処するために、安政元年(1854年)に江戸幕府の援助を受け、松前藩主松前崇広によって築城された北海道唯一の和式城郭である。
日本古来の兵法に西洋築城術を加え、25門の大砲を津軽海峡に向けて配置。しかも天守閣の白い壁の内側は、大砲攻撃に耐えられるように鉄板造りであった。
しかし戊辰戦争(1868年~1869年)では官軍側についたために、箱館より新選組の土方歳三率いる旧幕府軍の攻撃を受け抗戦の末、落城している。
天守閣は戊辰戦争と太平洋戦争を生き延びたが、残念ながら昭和24年に失火により焼失。現在の天守閣は復元天守である。ただ天守閣横にある本丸表門は築城当時(1854年)の面影をそのまま残し、国指定重要文化財に指定されている。
(2015.7 更新)
住所 | 北海道松前郡松前町松城144 | TEL | 0139-42-2216 |
URL | 開館時間 | 350円 9:00~17:00 | |
駐車場 | あり | 定休日 | 12月11日~翌4月9日まで休館 |