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浴場は内風呂と露天風呂がある。それぞれの源泉によって泉質が異なり、ちょっとしたプチ温泉めぐりの趣き。中でも正苦味泉(マグネシウム泉)は珍しい貴重な泉質なので、じっくりと堪能したい。
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内風呂はまるで山小屋にいるかのような趣があり、壁の下半分が石、上半分が丸太で覆われている。3つの浴槽にはそれぞれ泉質の違う温泉が注がれ源泉の違いを楽しめる。中でも真ん中にある浴槽に注ぐ正苦味泉(マグネシウム泉)は目病に効能があるとされ、日本では数の少ない貴重な泉質なのでおすすめ。
ちなみに、浴場名のシコロとはキハダ(ミカン科)という殺菌力に優れる樹木のこと。シコロの湯の浴槽にはこの木が使われている。
ワイルドさが漂う岩造りの露天風呂。湯温が温め(34、5℃)なので、体の負担を考えることなく長く入浴することができるのが嬉しい。また奥にも源泉の違う開放的な露天風呂がもうひとつある。
湯温が低いせいか、温泉の含有成分の結晶が湯の表面上に膜のように浮かんでいる。女性用の「神々の湯」から聞こえてきたのだが、表面に浮いている結晶を油と勘違いしているようだった。不満を言いつつ早々に上がってしまったようだ。
常連客や温泉を知っている人ならば、このような浮遊物は逆に本物の温泉の証拠だと喜ぶところなのだが、知らない人や特に女性はこのような浮遊物は敏感なところ。素晴らしい温泉だけにちょっとした注意書きなどの掲示があればいいと感じた。
訪問時は女性時間のため未入浴